放し飼い卵 オークリッチ

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卵の細菌検査結果

HACCP方式に基づく検査結果のお知らせ

クリーンエッグ生産農場当農場は(社)新潟県畜産協会から、クリーンエッグ生産農場として認定されています。

細菌類が発生や付着すると考えられる場所や物を点検し、事故を未然に防止して、消費者の皆さんに安心して卵を食べてもらえるよう、当農場ではHACCP方式と呼ばれる食品の衛生管理手法を導入しています。この手法に基づき、当農場では獣医さんに「管理獣医師」をお願いし、鶏舎の定期巡回のほか衛生管理についての指導も受けています。

鶏の検査また、サルモネラ菌の検査については、毎月出荷状態となった卵の検査を行い、それと並行して鶏舎や鶏・集卵出荷場所についても検査を行っています。加えて新潟県下越家畜保健衛生所とも連携し、抗体検査をはじめとした各種検査を行って、皆さんに安全で安心な卵をお届けしています。

日本の養鶏場は卵の「製造工場」みたいなものですから、非常に作業の効率化・機械化が図られており、それが衛生管理においても大変優れていると思います。ですから、かえって私どものような零細で特に「放し飼い」をしているような所が、そういう面ではリスクが大きいことは間違いありません。

しかし、逆にそうだからこそ飼育羽数を制限して衛生管理に気を配り、鶏舎の定期的な清掃や入室時においての消毒の実施などのほか、換気や日光の取り入れをこまめに行うなど日々の管理にも注意を払い、鶏の健康管理や各種検査の受診や情報入手を、新潟県下越家畜保健衛生所などの指導・協力を受けながら行っています。

放し飼いや平飼いが危険で、ウインドレスやケージ(金網)飼いの鶏舎が安全、というのは早計です。あくまでも、雛や餌の導入から始まり、飼育環境、そして卵の出荷までの全ての工程において、危険因子を排除する適正な管理が最も基本となります。情報を公開している養鶏場かどうかなどもぜひ参考にして、安全で美味しい卵をお選びください。

卵の検査結果を公表します

■最新の卵のサルモネラ菌の検査結果

※放し飼い卵の外殻と卵液についての検査結果は、「陰性」で問題ありませんでした。

実施周期 毎月実施 (2024年10月23日採卵分)
検査機関 (株)県都食品環境分析センター(新潟市)
通知 2024年10月28日(食)第2404326号

※次回の検査予定は2024年11月の予定です。
※前回のサルモネラ菌の検査結果は「陰性」…2024年9月12日(食)第2403285号

■鶏舎及び集卵出荷場所・機器のサルモネラ菌の検査結果

※鶏舎及び集卵・出荷場所、機器の検査結果は、「陰性」で問題ありませんでした。

実施周期 年2回実施 (令和6年10月21日実施)
検査機関 新潟県下越家畜保健衛生所
通知 令和6年10月30日付
検査項目 ・集卵巣箱(ネスト)、鶏舎飼育場所の柱梁・ホコリ、スノコの4項目と
鶏の盲腸便(10羽プール)
・鶏舎については、飼料と給与水についても検査
・集卵出荷場所については、床、洗卵機ローラー
検査方法 前増菌培養->増菌培養->分離培養方法による
検査場所 ・鶏舎については、調査時点で成鶏を飼育している鶏舎を2箇所抽出検査
・集卵出荷場所は1箇所のためその場所及び洗卵選別機

※前回の鶏舎等のサルモネラ菌の検査結果…検査結果は「陰性」(令和6年5月31日付 下越家畜保健衛生所長)

鶏のニューカッスル病抗体価(ND-HI価)検査の検査結果

※鶏のGM値(平均HI抗体価)は良好で問題ありませんでした。

実施周期 年1〜2回実施 (令和5年10月30日実施)
検査機関 新潟県下越家畜保健衛生所
通知 令和5年12月1日付
検査結果詳細 221日齢・297日齢(GM値平均171.5)
各5羽検査
(ニューカッスル病ウイルスの侵入防止のためにはGM値が10倍以上必要といわれています)

※前回の鶏のGM値(平均HI価)…検査結果は良好で問題なし。(令和4年12月21日付 下越家畜衛生保健所長)

鶏卵の残留抗菌性物質の検査結果

※全ての検体において、検査対象物質の検出限界値以下であり、残留は認められませんでした。

実施周期 年1〜2回実施 (令和6年5月24日実施)
検査機関 新潟県下越家畜保健衛生所
通知 令和6年6月5日付
検査対象物質 抗菌性物質7グループ18種類
検査結果及び対象物質検出限界値の詳細はこちら
検査方法 市販の抗菌性物質スクリーニングキットPremi Test(微生物学的試験法)を用いて抗菌性物質含有の有無を確認した。
検査成績 抗菌性物質は、検査対象物質の検出限界値以下であり、検出されませんでした。

※前回の残留抗菌性物質の検査結果…検査対象薬剤の検出限界値以下であり、残留は認められない。(令和5年7月7日付 下越家畜保健衛生所長)

鳥インフルエンザウイルスの抗体検査の結果

※全ての検体において「陰性」で、問題ありませんでした。

実施周期 年1回実施 (令和5年10月30日実施)
検査機関 新潟県下越家畜保健衛生所
通知 令和5年12月1日付
検査対象 221日齢と297日齢の採卵鶏各5羽ずつ
検査方法 血清をエライザ(AIエリーザキット, IDEXX社)又は寒天ゲル内沈降反応(AGP)で抗体 の有無を判定した

※前回の鳥インフルエンザウイルス抗体検査結果…「陰性」で問題なし。(令和4年12月21日付通知 下越家畜保健衛生所長)

正確な知識で対応を

サルモネラ菌は熱に弱いため加熱料理を行えば安全に食べることができます。破卵(ひび割れ)したものは必ず加熱し、料理に使う卵についても、料理の直前に卵を割って使うように心がけましょう。

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