放し飼い卵 オークリッチ

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オークリッチのクレド、行動、そして願い

クレド(Credo)

鶏と向き合う毎日の中で心がけていること

ときめきを大切にしよう

オークリッチが目指すものは

では会社の基本となる養鶏という仕事の中で、具体的にときめく価値観をどこに見つけたのか・・。

脱サラをして養鶏に取り組み色々な壁に突き当たった時、自分自身に対し「何にときめき、何がやりたいのか」を突き詰めて導き出した答えのひとつはこれでした。

鶏の持つチカラを引き出す

鶏の持つチカラを引き出す

今までやってきた、「放し飼いで飼育する」、「遺伝子組み換えでない穀物飼料を使う」や「発酵飼料と山野草などの青草を積極的に与える」、「水と空気と土と光を十分に」など私たちのあらゆる取り組みが、結果として鶏たちの力を引き出すために行ってきたことだったのです

放し飼いでの飼育人間が思う以上に鶏の持つ力は凄いと、いつも鶏たちから教えてもらっています。

まだまだ人間が知らない優れた潜在能力が、いっぱいあると感じます。

言葉は通じないけれど、鶏たちが発するサインやシグナルを感じ取って、それを補うことを繰り返すうちに、私たちの農場でしか実現できない卵が生まれ、それを理解し喜び共感する人たちが我々前に立ち支援してくれる

このプロセス一つひとつに、生産者として「ときめき」があり、それが「やりがい」となって、次のステップへの推進力に繋がっていくのです。

そしてその推進力は、鶏のチカラを引き出すには?と、鶏たちと向き合いながら自問自答を繰り返えす循環のエネルギーの源となり、もう一段高い場所へ誘う。

未知なる鶏の能力が無限であれば、私たちがときめく瞬間も無限に広がります。

本来のチカラを引き出された鶏の産む卵卵は物価の優等生と言われ、それを維持するために効率を極限まで上げることを命題にしてきた養鶏業界の中では、全く考えられないほど非効率なこともあえてやっています。

その非効率の中にこそ、実はそれまで捨ててきた「そもそも卵とは・・」があり、オークリッチの存在意義と、現状の卵では満たされることのないお客様の望む卵の姿があると考えているのです。

今の市場には、残念ながら「こうなるように作った卵」が溢れています。しかし、今まで自分が取り組みトライアンドエラーを繰り返した経験からは、鶏が卵を産むという自然の摂理に人間が直接入り込む余地は、本当にごく僅かでした。

そうであれば私たちの農場ではその摂理に従い、主役は鶏で人間はそれを手助けしてやる脇役という役割に徹することにしようと決めたのです。

これからも、素敵なときめきが続くように、私たちの会社の進む道に共感していただけるお客様といっしょに、歩んでいければと考えています。

「クレド」とは…
もともとラテン語で「志」「信条」「約束」を意味する言葉です。現在は「企業の存在意義」「経営理念」を表わすビジネス用語として使われています。オークリッチは「ときめきを大切にしよう」をクレドにし、お客様や、取引先、地域社会の方々により満足のいただける商品やサービスをご提供できるよう努めていきます。

オークリッチの「ある願い」

新潟県村上市 山北(さんぽく)エリア自分たちの養鶏という生業は、新潟県最北端のこの地において実現しています。

この地の風土に、私たち社員も鶏も育ててもらっています。

だからこそ、この地で生産された私たちの卵を、同じ時間を共有するという縁に結ばれた地元の人みんなに毎日食べるテーブルエッグにしてもらいたいのです。

農業という括りの中に仲間入りしているということからすれば、値段が高くて買うことができなかったり、地元の食文化に馴染めないものだったりすることによって、地元の人が口にできない、口にしたことがない・・というのは、私たちを守り育ててくれているこの地に、恩返しができていない状況なのではと思うのです。

食卓を囲んで食べている卵の味を、いつか故郷を離れ暮らした時に故郷と一緒に思い出してもらえたり、これが地元の自慢の味だといってもらえたりする、そんな卵を世に送り続けたいと願っています。

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