働くことの意義
Posted at 09/11/23 PermaLink»
11月20日。地元山北中学校の一年生が職場訪問に来てくれました。
目的は、「働くことの意義」について学ぶこと。
この日だけは、曇っていて肌寒かったものの、雨も降らず中学生の勉強を、お天気もサポート。
事前に班長へお願いして、全員「マスク」と「長靴」、できればジャージ着用にしてもらいました。そして、農場敷地内では長靴の上から、ビニール製の「ブーツカバー」着用という初体験のおまけ付き。
今回のメンバーは男子3人、女子4人。引率の先生1人の計8人。
質問事項も事前にFAXをしてもらい、こちらも一通り予習済みで臨みました。
食育の時間に、うちの放し飼い鶏の卵を自分たちで調理し、食べているので、その説明はこちらからは、なしにしました。
うちの農場へ来る前に、すでに授業で進路講話を2回受講し、今回が最後の3回目となるそうな。きちんと挨拶し、私の取り留めのない話も、きちんと聞いてくれていました。
それにしても、働くことの意義って、難しいですよね。
答えは個人の価値観などによるから違うもの。学校では最も教えにくい、答えがひとつではないものだから、簡単そうでなかなか見えてこないのでは?と、ちょっと中学生に同情気味。
でもね。その、悶々とした思考の渦の中で考え悩むことって大事なんだよ。人と同じことをしていたら、世の中つまんないもの。
せっかくこの世に生を受け、ここまで大きくなったんだから、他人の真似でなく、自分の思うように進んでみたらいい。
失敗したらやり直せばいい。失敗しているから、希望の光が見分けられるようになるんだから。
自分が選んだ職業に一番大切なもの。それは「熱意」と信じるからこそ、中学生に何度も話したけれど、実際は今の自分自身に確認していたのかも知れない。
それにしても、中学生の瞳は、どの子もきれいに澄んでいて、限りない将来の可能性がちょっぴり羨ましい。鶏たちが彼ら彼女らをきちんと受け入れているから、間違いないと思う。
元気になるエネルギーをありがとう。こちらこそ、有意義な時間でした。
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