鶏舎の環境改良工事
Posted at 11/10/22 PermaLink»
10月の上旬、鶏舎の環境を良くするために、遮熱材を張る工事を実施。
全部で5棟ある鶏舎のうち、以前野菜苗の育成用に、ビニールハウスとして使っていたものを転用した鶏舎で鶏の入替があり、これを機会に天井と側面に遮熱材を張る工事を行なった。
以前から、寒冷紗(かんれいしゃ)を使って遮光していたが、やっぱり熱は内部に伝わってきて、暑さに弱い鶏の、夏の対策には普段から四苦八苦。どうしても鶏舎内部の温度が高くなる傾向があった。
また、ビニールハウスの外部を覆うこととなる寒冷紗は、雪が降ると積もった雪が滑り落ちないため、積雪がないうちに外してやる必要があり、ちょっとした日差しでも、鶏舎内部の温度が急上昇するなど、夏の高温とともに、冬の一日の気温差が大きいのも鶏たちには厳しい環境となるため、悩みの種だった。
そこで今回、同じ新潟県の柏崎に本社のある、株式会社阿部建設さんに施工をお願いし、工事となった。
きっかけは、たまたま偶然に入ってきたFAX。輻射熱を99.99%反射するという素材の遮熱シートの効果の中に、ブロイラー用のウィンドレス鶏舎(だったと思う)のような写真が出ていたので、開放鶏舎であるけれどこれなら使えるかもと思い、同じ県内の事業所ということもあって、素材のサンプルをお願いした。
それから工事のお願いをするまでに、鶏舎の状況を見に来てもらったり、何度も見積もりを出してもらうなど、予算の制約もあり紆余曲折。こちらの条件をグッと飲んでもらい、かなりの迷惑をかけてしまった。ごめんなさい&感謝!
実際の工事も、面積が狭いこともあるが一日で仕上げてもらった。
使った遮熱材は「リフレクティクス」という素材。電磁波と輻射熱を反射し、夏の暖輻射熱と冬の冷輻射熱を防御するということなので、今後産卵率やへい死率などにどの程度効果があるか期待大。
まだこの鶏舎に若鶏が入って10日間あまり。今のところ、他の木造鶏舎との温度差はほとんどないことから、気温に関してはそれなりの効果が出ていると思われる。
まずはこれからの体重の増え方や、11月に入って産卵が始まってきた時の状況を見極めたい。
どうか投資額以上の効果がありますように・・・。
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